学術集会長からのご挨拶

テーマ:「生殖看護を意思決定支援の視点から再考する」


arimori

この度、第15回 日本生殖看護学会学術集会を初めて日本海側の地方都市である新潟で開催するにあたり、ご挨拶を申し上げます。
2015年8月に、日本産婦人科学会は「不妊(症)の定義」の中にある期間を従来の2年から1年に短縮する方針を決めました。より早期からの適切な治療の開始を目指したものといわれています。不妊治療が進歩し、選択肢が増える一方で、カップルは子どもを授からない限界も踏まえつつ、自分達らしく「選択する」ことが現状においてできているのでしょうか?
今回の学会では「生殖看護を意思決定支援の視点から再考する」をテーマといたしました。シンポジウムは、不妊に関する意思決定の在り方について討論を中心に進めたいと思います。さらに、教育講演では「不妊クリニックから産科クリニックへの橋渡し ―切迫流産について― (仮)」と題して、新潟で不妊治療から出産までを継続的包括的に診療されている荒川・大桃エンゼルマザークリニックの荒川先生からご講演いただきます。さらに、インフォメーションエクスチェンジとして、デシジョンエイドとなるリーフレットを先駆的な不妊医療施設からご紹介いただく予定です。
多くの皆様からの演題、参加を企画・実行委員一同お待ちしております。

2017年2月吉日
第15回日本生殖看護学会学術集会 会長 有森 直子
新潟大学大学院保健学研究科